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家の売却で失敗しない不動産屋選びのポイント

家を売るときに、仲介業者(不動産会社)を通さず、直接買主を探すことができれば、仲介手数料もかからず一番高く取引できますよね。

だけど、家を購入したい!という人を自力で探すのは現実問題として困難。
SNSやブログで呼びかけてターゲットが見つかったとしても、いざ売買契約を結ぶとなると、素人には難しいことがいっぱいです。

個人同士でトラブルになる可能性も高いですしね。

そこで利用するのが不動産会社です。
専門窓口だから、見込み客も多く抱えているでしょう。

不動産会社の得意分野を知る

ひと言に不動産会社といっても、得意分野はそれぞれ異なります。

マンションを得意としている業者もあれば、新築の売れ残り物件の買取再販に注力している業者、土地や一戸建ての物件を中心に扱う業者など、さまざまです。

極端な話、賃貸物件をメインに取り扱っているところに家の売却の話を持ち掛けても、話が進展しづらいでしょう。

業者選びの際には、その会社が得意とする分野や過去の実績について聞いてみましょう。

売買実績については、過去1年で何件くらいで、どのような物件の売買契約があったのか?
単刀直入に聞いてみると分かりやすいです。

取り扱っている件数で、その不動産屋さんの人気度や規模がなんとなく見えてくると思います。

売買物件の媒介業者

売却を依頼する不動産会社が宅地建物取引業の免許を取得した宅地建物取引業者であることは当然のことですが、免許があればどこでも良いのか?というとそういう訳ではありません。

不動産会社の取り引き業務
  • 分譲業者
  • 宅地を造成して、そこに建物を建て利益を得る業者

  • 買取再販業者
  • 競売やその他の方法で中古物件を安く買い取り、リフォーム等で手を加え通常価格もしくは少し高めに販売するリサイクル業者

  • 媒介業者
  • 売主と買主の間に立ち不動産の売買契約を取り持つ業者

  • その他
  • 土地開発や賃貸物件をメインに取り扱っている業者

家や宅地の売却を依頼するなら売買物件の媒介を行っている不動産会社でなくてはいけません。

また、その中でも得意とする物件が一戸建てかマンションかによっても違ってくるので、こちらも確認しておきましょう。

免許番号を確認する

また、不動産業で建物の売買や賃貸の仲介をする場合には免許が必要になります。

不動産会社のホームページにも免許番号の記載がありますが、国土交通省のサイトを利用して免許の交付を受けているか確認することができます。

商号または名称のところに会社名を入力して検索すると、検索結果に免許証番号が表示されます。

免許証番号:(〇〇)第△△△△△号

免許証番号の頭にカッコで数字が記載されていますが、
これは免許が更新された回数です。

平成8年3月までは3年ごと、それ以降は5年ごとの更新となります。
そのため、カッコ内の数字が大きいほど営業年数が長いということになります。

ただ、数字が小さいからといって、ダメな不動産会社という訳でもありません。
営業自体は長くても、途中で免許権者が変われば更新回数がリセットされるからです。

あくまで目安ということで、一つの判断基準として捉えておくと良いです。

宅建以外であると有利な資格

不動産営業において欠かせないのが宅地建物取引士資格ですが、それ以外にもあると有利な資格があります。

住宅ローンが完済できそうにないとか、買い替えしたいけれど自己資金が足りるかどうか心配。
といった悩みがある場合はファイナンシャルプランナー(FP)の資格所有者が居てくれると安心です。

また、相続で得た家を売るなど、税金面などで不安を抱えている場合は、税務知識が豊富な人材のいる不動産屋さんが安心ですよね。

家を売りたいけど、どうしてもローンの完済の目処が立たない場合は、競売や任意売却も視野に入れなくてはいけません。
任意売却アドバイザーといって専門の知識を持っている人材のいる不動産屋さんもあります。

ただ、有資格者が揃った不動産屋さんが見つかるとは限りません。

餅は餅屋という言葉があるように、専門的なことは別途専門家に相談するというのも一つの方法です。

FPに関しては、最近では無料で相談に乗ってもらえる窓口も充実していますから、そういったサービスを利用してみてもいいかもしれませんね。
FPへの無料相談サービスを詳しく見る

経験豊富な担当者なら、これまでにいろんなパターンの不動産売買を手掛けているので、特に資格がなくても豊富な知識を持ち合わせ、適切にアドバイスしてくれる場合もあります。

気がかりなことがあれば、訪問査定の際に投げかけてみましょう。

大手なら安心なのか?

よく名前を聞く有名な大手なら安心!と勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大手だからいいとは一概には言えません。

例えば、田舎の物件なら地域密着型の小規模な不動産屋さんの方が有利な可能性もあります。

土地柄をよく知っているのもあるでしょうし、近隣で物件を探している見込み客も多く抱えている可能性があります。

不動産会社選びに、会社の規模の大きさはあまり関係ありません。
大手でも中小でも、売却依頼された物件はレインズという不動産取引情報提供サイトに登録することができます。

レイズンに登録し広告を出せば即売れるのかというと、そういう訳ではありません。

販売戦略を知る

よほどの人気物件なら広告を出しさえすれば買い手が付きますが、大半はそんなにうまくはいきません。

どんな人をターゲットにして、いかに売り込んでくれるのか?
いわゆる販売戦略が重要です。

これは不動産会社というよりも担当者の腕の見せ所でもあるでしょう。

売却する家の特徴を捉え、どんな層のユーザーに適しているのかを見極め、いかに買いたい気持ちにさせてくれるのか。

実際にそこで暮らせばどんなメリットがあるのか?など、
買い手がイメージして、そこに住みたいと思わせるような、売り込みスキルのある担当者でなくてはいけません。

中にはレインズに登録して広告を出すだけで、販売活動をしてくれない業者もあります。

不動産会社の訪問査定の時に担当者と話していると、この人なら安心して任せられるかな?というのはある程度見えてきます。

実際に不動産屋さんと話をする際に、自分の家を買ってくれそうな見込み客がいるか?という質問を投げかけてみましょう。

複数の不動産屋さんとコンタクトを取り、しっくりくる業者にお願いするのが一番です。

不動産の無料一括査定で複数の不動産会社とコンタクトを取る

不動産会社自体は評判がよくても担当者との相性も必ずあります。

どんなに有力で知識が豊富でも、話した感じで、この人には頼みたくないな。
ということもあると思います。
私が訪問査定をお願いしたE社もそうでした。

選択肢を広げるためにも、まず最初に不動産の無料一括査定を利用して、少しでも多くの不動産屋さんとコンタクトを取ることが大切です。
(我が屋の場合は、私が精根尽きていたせいで2社としか接触しませんでしたが・・・)

訪問査定に来てもらった時に、気になっていることや疑問点・悩みなど、できるだけ多くの質問を投げかけてみましょう。
ある程度、不動産売却の知識がないと質問も浮かんでこないので、まずは自分でもある程度知識を身につけておくことが大切です。

そして、信頼できる不動産会社が見つかれば、媒介契約を結ぶことになります。

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